REPORT

RACE REPORT

2018.06.18

GROBAL MX-5 CUP JAPAN2018参戦レポート
~第2戦ツインリンクもてぎ~

北米仕様のマツダMX-5をベースにした世界統ースペックによるワンメイクレースの日本シリーズ、GLOBAL MX-5 CUP JAPAN。
第2戦は、栃木県のツインリンクもでぎで開催されました。決勝レースは三つ巴の雨中決戦となり、当社HM RACERSは吉田綜一郎選手3位。佐々木孝太選手4位となりました。

6月7日 (木)早朝にHMR / LOTUS広島を出発し、13時間かけて栃木県真岡市のホテルに到着しました。
8日(金)〜9日(土)のサーキットテストは天候に恵まれ、ドライコンディションのテストをしながら決勝10日(日)の雨予報も想定し、テストを黙々と消化しました。
今回のレースウィークも、オイル漏れなど幾つかのトラブルが発生しましたが、メカニックの頑張りと迅速な作業により事なきを得ました。
10日(日)は早朝から雨模様で、予選トライはレインタイヤで臨みました。85号車が2番手、84号車が4番手でしたが、順位は想定の範囲であり手応えを感じておりました。
決勝は40分以上の遅れで、天候は依然として雨模様のため全車レインタイヤでの発走となりました。ここで、HMRはレインのニュータイヤかユーズドタイヤかの選択を迷いましたが、ドライバーの進言でユーズドタイヤを選択しました。
レースはローリングスタートから全車正常スター卜を切り、85号車と1号車は息が詰まるようなトップ争いを、84号車と12号車が3位を争う展開で、序盤から後半へとレースは流れて行きました。3位を争っていた84号車は、テストから思うようにMOTEGIコースを攻略できず、12号車が抜け出しトップグループに肉薄、最終周にSUGO戦のリプレイを見ているかのように85号車と12号車が接触、車両は中破いたしましたが、2台ともリタイヤすることなく85号車2位、84号車4位で全車完走しました。

レース終了を受けて暫定表彰式がされましたが、最終周の接触の件で、大会組織委員会より85号車のみ30秒ペナルティの罰則通告を受け(85号は4位降着、84号車繰上り3位)ました。
HMR &ドライバーはこれを受け入れる事が出来ず、通告書への署名を拒否し抗議を致しましたが受け入れられず、松田会長と協議し、JAFスポーツ委員会に控訴することにいたしました。これにより順位の確定は、JAFスポーツ委員会の裁決後となります。
後味の悪いレースとなり、全国でLIVE配信などで応援していただいた皆様、HMR / LOTUS広島店で開催されたパブリックビューイングで応援に駆けつけていただいたお客様には大変申し訳ない気持ちで一杯です。
この控訴はHMRが本年度でGMX-5CJから撤退した後も、審査委員会のあり方、審査手法などにHMRが一石を投じた事実は残り、今後のモータースポーツ発展の一助となればとの思いでもあります。HMRは残り3戦、死力を尽くし結果を出しますので、皆様のご理解とご支援をお願い致します。