REPORT

RACE REPORT

2018.08.20

GROBAL MX-5 CUP JAPAN2018参戦レポート
~第4戦岡山国際サーキット~

決勝では、佐々木選手は好ダッシュで後続に1.5秒の差を付けて鮮やかな逃げ切り体制に。一方の吉田選手はスタートでわずかに出遅れ、2番手グループに吸収される形となりました。そして12号車との一騎打ちでの争いとなったレース終盤23周目、吉田選手は12号車を抜き2位に再浮上!そのままワンツー・フィニッシュかと思われた瞬間・・・最終ファイナルラップのヘアピンでアウトから抜かれて3位でゴール。最後の最後まで目が離せない熾烈な展開に、大応援団も大興奮・感動・驚愕・歓喜の決勝レースでした。

今回のレースウィークはいつもより1日早くサーキット入りしました。8月は広島県にとって平和を考える特別な月であり、また、7月の西日本豪雨で大きな被害を受けている中でモータースポーツ活動をさせていただけることに感謝し、HMRとして「今できる時に今できる事をしよう」と、広島を後にしました。
岡山国際サーキットは地元にあたり、総合企画室の働きかけで多くの社員、お客様、ファンの皆様に応援に駆け付けていただきました。3年目を迎えるHMRのレース活動において、また、広島の皆さんに少しでも勇気を与えるためにも、この第4戦は絶対に負けられないレースでした。
HMRはそのとんでもない大きなプレッシャーの中でレースを戦い、見事に初優勝することができました。
佐々木、吉田両選手は、真夏のロングディスタンスのレースを数レースこなしてからの今回のレースでした。ベストコンディションではない状態にもかかわらず、HMRと広島マツダのために優勝と3位の結果を出し、来場いただいた多くの皆様と一緒に歓喜の瞬間と感動を共有することができました。

今回のHMR応援メカニックは、石内山田店の嶋崎さん、五日市店の植田さん、サービス研修グループ和田さんと、マツダ㈱から長津さん、名古屋から棚橋さんに参加いただきました。
HMRはプロのレースチームと違いメンバーが固定できない難しい面はありますが、これが広島マツダのレース活動方針であり、ディーラーチームとしての在り方でもあり、今後も変わることはありません。
今回の女性を含む応援スタッフも最高の動きで勝利に貢献いただきました。忙しい中、社員を派遣いただいた店舗の皆さん、ありがとうございました。
2018年GMX-5CJも、9月24日(月・祝)に行われるFUJI FAINALが最終戦となります。HMRのレース活動の集大成として、最終目標である”世界一決定戦出場権”を賭けた大一番のレースです。世界一決定戦は、11月に米国フロリダ州セブリング・インターナショナル・レースウェイで行われます。
条件は1つだけ。我らのHMR84号車がMr.ルマン率いる12号車に先着することです。
引き続きご理解と、皆様の熱い応援で後押しいただければ心強いです。