REPORT

RACE REPORT

ドライバー、メカニック コメント

Aドライバー:佐々木孝太

「特にピット作業の部分でレース中にちょいちょいミスがあって、その分タイムを少しずつロスしていく状況でした。さらにミッショントラブルで3速が入らなくなってしまうなど色々ありました。でも、そこからはピット作業の対策をみんなが考えて、後半はタイヤ交換もスムーズにできていました。最初色々ミスをしてしまったことが、そこがどんどん改善されて、ドライバーの頑張りもあって最終的に3位を維持することができました。レースの最後は昨年のガス欠のことがあったし、綜一郎が熱中症になりながら走っていたので、一刻も早くレースが終わってほしいと思っていました。ようやくマシンがチェッカーを受けて呪縛から解放された感じ。今回のレースは本当に色々ありましたが、最終的にはチーム全体がひとつになったなと思います」

Bドライバー:吉田綜一郎

「途中ミッションが壊れた時は『これは最後まで持たないかな……』と思っていました。終盤の6時間はずっと労って走っていましたが、予想以上に他の箇所が壊れなくて何とか走ることができました。ペースが落ちるのはわかっていたので、正直表彰台は難しいだろうと思っていたので、そこ(3位を獲得したこと)はすごい嬉しかったです。いい開幕戦だったんじゃないかなと思います」

Cドライバー:大崎悠悟

「僕は他のチームから移籍して参戦することになり、これまでお世話になった皆さんに少しでもお返しすることができればと思って頑張っていました。まずは最低限の結果を出せてよかったなと思います。これからシリーズを戦っていく上で、一番ポイントが大きい富士で3位をしっかりと獲得できたことは大きいと思います。チャンピオンを目指して残り5戦頑張っていきたいと思います」

Dドライバー:加藤潤平

「僕にとっては初めてのスーパー耐久で、デビュー戦3位という結果になりました。本当に良かったなと思いますが、まだまだ満足はしていないです。途中にクルマにトラブルが出ましたが佐々木孝太選手や吉田綜一郎選手がうまくクルマを運んでくれたことで、この結果につながったと思います。その中で自分も学ばなければいけないところはたくさんあるなと感じました。今後色んなことを勉強していきたいなと思います」

Eドライバー:吉田隆之介

「他の皆さんがスティントを繋いでくれて、僕は夜間の1スティントのみを担当しました。体力的には問題なかったですが、やっぱり周りのクルマと走るのがどうしても慣れなくて、後ろから(他クラスの)速いクルマがくると緊張しました」

宇品本店 阿賀岡朋之さん

「昨年はチームの統一感がなくて、みんなの息も合っていなくて、段取りも悪いみたいな感じでした。今回は各店舗の最強メンバーを集めた感じなので、みんなが個々で率先して動いていたし、指示を出してくれる側も前回から改善してくれていて、全体での連携もしっかり取れていました。その結果が3位になったのかなと思います。昨年よりもすごく楽しかったです。今年はちゃんとゴールを見られて表彰台まで行けたといのは大きな進歩でした。すごく嬉しかったですね」

石内山田店 筒井洋司さん

「レースの現場は初めてだったんですけど、すごく興奮しました。僕はもともとレースというものにそこまで興味はなかったんですけど、一度はサーキットに行ってピットクルーができればいいなと思っていました。今回は現場での“最強メンバー”ですが、レース経験では少し劣ったところがあって、教訓になったし、これがレースの楽しさなんだなというのを感じました。あと他のチームは作業が終わったらサッと片付けて掃除もしているのですが、うちのチームが作業が終わって1回落ち着いてからピット内の片付けに入る感じでした。そこは早く片付けして整理できないと作業効率には繋がらないなと思いましたしその辺は他のチームを見ていてすごく参考になりました。今回はすごく楽しかったですし、収穫になったことも多かったです」