REPORT

RACE REPORT

ドライバー・参加ディーラーメカニック コメント

Aドライバー:吉田綜一郎コメント

「僕は2番目のスティントを担当しましたが、スリックタイヤにちょうど交換したタイミングでした。レース中盤は3回くらい雨が降ってきたりして、自分としては一瞬も気が抜けない状況でした。どのタイヤを選択するかも自分で判断しなければいけないところがありましたが、常にライバルの状況やラップタイムを無線で伝えてもらっていたので、そこは安心して走れました。今回はどうしても勝たなければいけないレースだったので、優勝が決まった瞬間は体の力が抜けたというか、本当にホッとしました」

Bドライバー:佐々木孝太コメント

「今回は優勝を狙っていましたが、いざサーキットに来てみるとトラブルも色々あったし、予想に反してロードスター勢が速くて『ちょっと厳しいな』と思っていました。本当はレースでも雨を期待していましたが大半がドライコンディションの中でのレースになりました。その中で勝因を挙げるなら、レース序盤にレインタイヤで粘って、無駄なピットストップを減らすことができたこと。あとは給油も良いタイミングで出来たので、そこでのロスも少なく出来たと思います。これらは今までの失敗も教訓になったところもあります」
「でも、毎回このチームはレースウィークの出だしは良くないのは事実です。
それは毎回研修のメカニックの子たちがきて“ゼロ”から始めていくイメージなんですが、 だけど練習走行から予選・決勝を経て、どんどん成長していく過程が手に取るように分かって、それが面白いです。その姿を見ながらレースが出来るのは凄いなと思うし、今回は優勝という最高の結果が得られたことをと考えると……改めてチーム力って凄いなと感じました」

Cドライバー:KENBOW コメント

「僕はレース終盤にスリックからレインに履き替えるタイミングで乗り込みました。ただ、最後は孝太さんに交代しないとドライバー交代の義務回数を消化できなかったので、どういう展開になっていても最後は交代しなければいけない状況でした。FCYなどが入ったタイミングで交代しようと決めていたので、結果的にかなり早いタイミングでの交代になりました。今回は天気に翻弄された週末でしたが、優勝することができて、本当にホッとしたという感じです」

広島マツダ 祇園店 外園廉さん

「僕は初めてレースの現場でメカニックとして参加させていただいて、レースの世界がこんなに厳しいとは思わなくて、改めて『メカニックの人たちはこんなに頑張っているんだ』と改めて痛感しました。今回すごく感じたことは、どんなに優れた人が1人いても、最終的にチーム力がないと何にもならないんだなということが分かりました。そういった部分を普段の店舗でもみんなと話し合ったりして、仕事で常に連携をとりながらやれるようにしたいと思いました」

広島マツダ 五日市店 岡崎時正さん

「僕はMX-5カップで過去2回メカニックをやらせてもらって、今回が3回目の参加になりました。車両も違うしレース内容も違うので、やったことがあるといっても、悩むことが多かったです。その中でも頼ってもらうところが多かったので、自分としても成長できたのかなと思いましたし、すごく良い勉強になりました」